ハチ張りの原因と矯正
頭のてっぺんから少し横後ろの部分に角ばった箇所があり植物を入れる鉢のように角張っている状態を「ハチ張り」と呼びます。
しかし、安心してください。 これは、自分自身の頭蓋骨が変形して大きくなっている事は少なく、カツラのように頭蓋骨に被さっている筋膜が固くなることで頭蓋骨が引っ張られ、全体的なひずみとなり、外観上の頭の形が変わっているように見えているだけです。
実際には骨が成長したり変形していることは稀で、頭蓋骨のゆがみからそのようになっていることがほとんどです。
頭がしっかりとしたハチ張りの人は側頭部の筋肉が固くなり、その位置が吊り上がっていることがほとんどです。
ハチ張りが起こる原因
ハチ張りをはじめ、頭の形で悩んでいる人の中には30代や40代など骨の成長が終わる大人になってから頭蓋骨がゆがむことで絶壁やハチ張りになった方もたくさんいるようです。
そこで、ハチ張りの原因がゆがみであるなら、頭蓋骨を正常な状態に戻すことで頭の形を改善できる可能性は十分あると言えます。
肩こりが多い人は、外見上肩が上がっているように見えますよね? しかし、肩の張りは肩甲骨の位置が上に引きあがっているだけで実際は骨の形が原因ではありません。
頭の形も同じで、頭の血流が悪くなり、頭の筋肉や頭皮が固くなり絶壁やハチ張りになっていることが非常に多いようです。
ですので、ハチ張りと絶壁は同時に起こっていることも稀ではありません。
他にも頭頂部やおでこがコリで盛り上がり、本来の頭の形よりも面長(おもなが)に見えたり、おでこが出ていることもあります。
また、ストレスなどが原因で頭の筋膜が頻繁に固くなることで頭の血流がわるくなり、ホームベースのように頭が角張ったり、髪の毛のセットが決まらなくなったりするかたもおられます。そうなってしまうと自分に自信を持てず人と会いたくないという方もたくさんいるようです。
ミナモト式セルフケア
頭蓋骨は呼吸時にふくらんだりとじたりするように動いているので、それに合わせてゆっくり正しい位置に持っていってあげる為に手で頭をおおいつつむようにして軽い圧力で触れて、
息を吸っている時は頭蓋骨が広がるので、手の圧は少しだけ強く、
息を吐いている時は頭蓋骨が締まるので手の圧は軽くそえるだけ「頭のむくみも同時に解消されるので、さらに頭が小さくなる効果があるのです」
上半分緊張がゆるめば、硬くなっていた頭のコリが緩み、いびつになっていた頭の形が改善していきます。
頭蓋骨セルフケアは一日に何回行っても構いません。行うタイミングは、どのタイミングでも大丈夫です。
テレビを見ている時、お風呂に入っている時、寝る時など、特に上半身が緊張しているときは行ってもらって、
例:頭の形が気になりだしたときや、イライラしたとき、肩こりや頭痛がするとき、眠れないときなどは必ずして下さいね。
まとめ
骨が歪んでいるのは確かなのですが、骨を歪ませている原因は骨ではなく、筋肉や筋膜であることがほとんどです。
ですから、整体に通いながら、セルフケアを続けて理想の頭の形を手に入れましょう。 ↓↓よろしければのぞいてみてください!
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