内臓疲労で顔が歪む内臓と顔の歪みって関係あるの?
人体の痛みやしびれやこり、身体の歪みといった症状は、仕事やスポーツ時の体勢、普段の姿勢や偶発的な事故に起因するものが多いとされてきましたが、近年では内臓に端を発するものも多くなってきています。
そのため、姿勢を矯正するためだけの調整では効果が十分でないこともあり、加えて内臓の状態を調整することによって、お顔の状態を改善できます。では内臓疲労についてご紹介していきましょう。
目次
・食生活が乱れる内臓疲労が起こる
・内臓予防
・セルフケア
食生活が乱れると内臓疲労が起こる
食生活や、日々の生活習慣の乱れから臓器が弱って来ると、疲労物質や老廃物の代謝ができなくなってしまいます。
そうなると疲れやすくなり、寝ても疲れが取れない、湿疹が出る、身体が痒い、足が重い、顔色が悪くなるなどの症状が出てきます。
これらの原因は、病院では特に異常はなく、原因不明として片付けられてしまうことが多いです。
そのような症状は、主に内臓が肩こりのような疲労を溜めているために起こるのです。
その結果、固くなった内臓が周囲の筋肉にも影響し、顔が歪んだり、左右非対称、腰痛や肩・背中の痛みになってしまうのです。
内臓予防
現代人の体の疲れはなかなか取れない大きな要因のひとつが「食べすぎ」です。現代の食事は、食習慣の欧米化で高たんぱく・高脂肪になりがち。
しかし、このような食生活は、日本人が本来体質的に備えている消化酵素などの働きとマッチしていません。
そのため、消化・吸収・代謝などを行う内臓を疲れさせます。しかも、摂取エネルギーを代謝させるために必要なビタミン・ミネラルもますます消耗され不足気味になります。
それなのに、疲れたから体力をつけなければと、ますます食べているから問題なのです。その結果、内臓はフル稼働でクタクタ。さらに疲れやすい体になってしまいます。
食生活の問題点と改善ポイント
高エネルギー食の過剰摂取が内臓の大きな負担になります。食事量を5割減らし、低エネルギーの和食中心にしましょう。
2.プチ断食
弱った体内の組織や細胞の修復には、ビタミンやミネラル、たんぱく質を分解する酵素などが不可欠です。
しかし、内臓が働きづめだと、その多くが消化・吸収活動のために優先的に使われてしまい、修復に回ることができません。
そこで週末などに、「プチ断食」をしてはいかがでしょうか。それまで消化に費やされたビタミン・ミネラルや酵素を修復に回ることができます。
こうしてはじめて、弱った免疫力は正常に戻り、また、ホルモンの分泌リズムが安定し、自律神経のバランスも整います。
しかも、余分な栄養が入らないので、血管内の血液浄化や、ダイエット効果も期待できます。
しかし、断食といっても、何も食べないわけではありません。必要なビタミン・ミネラルは、野菜なので、きちんと補給します。
セルフケア
手や足のツボは狭い場所にあるので、親指1本で押します。
親指の腹をツボに当て、皮膚を軽く動かすように押し回しましょう。
2手と足の指は、3本指(親指・人差し指・中指)でセルフケアすると効果的。3本指で関節をはさみ、軽くひねるように動かします。指先と爪の脇は指2本ではさんでプッシュします。
筋肉のコリを取り除き、血液やリンパの流れをよくすることで、老廃物を除去する効果があります。また他人やプロに頼むのもいいでしょう。人の手に委ねてほぐしてもらうことで、リラックス効果の高まりが期待できます。
痛みを感じるほどのマッサージはかえって筋肉を緊張させてしまうので、気持ちよく呼吸ができる程度の強さがおすすめです。
まとめ
日常生活を送るうえで、疲労はどうしてもついてまわるもの。日頃から自分の体の声に耳を傾け、疲労をこまめに取り除くようにしたいですね。
休養・栄養・運動は疲労回復の3原則ともいわれます。自分から意欲的になれないときでも無理をすることはありません。他人の手も借りながら、少しずつ取り入れてみましょう。
それでも疲れがたまってきたら無理をせず、必要に応じて整体も活用して健康を維持できるように一緒に頑張りましょう!
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